毎日がエブリデイ

歌詞解釈したり、好きなものについて語ったり。間違っていることもあると思いますのでその時は優しく教えてください。@mrmrysys2580

つんくの曲に出てくる女の子百選Part1


つんくが書く詞の中の女の子ってある程度種類分けができる。
基的に女の子目線の歌詞が多いつんくの歌詞、バリエーションがかなり多い。
強気で私が未来を切り開いたるんや!って子もおれば
愛されたい!寂しい!ここからだして!とかいうメンヘラヒステリック女子もいる
今回は自分なりにつんくの歌詞を種類分けしていこうと思う。
百選とか書いたけど百は無理やった。8ぐらいまで書く予定。とりあえずパート1。

※卒論のために自分なりにまとめたかっただけなので、かなり適当&雑
間違っていることもたくさんあると思うで、許してください※

1 ヒステリック女

つんくの醍醐味はこれである。ヒステリックとは病的な興奮を見せるさまのことをさすが、
ここでは、2018年の日本ではあまり良いとされていない欲求、承認欲求や自己顕示欲を素直に吐き出している様子のことにする。
つんく♂作詞の中にはこのように、自分の欲を表現するものが多い。


もっと私だけ
もっと私だけ
もっと私だけ
もっと私だけ

愛の証拠見せて
愛の証拠見せて
愛の証拠見せて
愛の証拠見せて

「Are you happy?」より


同じ言葉を何度も繰り返す表現が述べられている。
「もっと私だけ」「愛の証拠見せて」と一度だけ言われてたとしても
かなり重たい印象を受ける。しかし、ここでは4回も繰り返されていることで
相当な執着が垣間見える。
この歌では、主人公の女の子が相手に対して、「すごく好きだからすごく寂しい
」「もっと愛がほしい」と今与えられている愛だけでは満足できていない様子である。
ダンスシーンのここからだして!は鬼気迫るものを感じる。普通に怖い。でもなんかわかる。


2面倒くさい女

結局お前どっちやねん!と言いたくなる女。
でも多分女性ってそういう生き物なんだと思う。

何度も何度も電話が鳴るけど
出る気にはなれないの
話すのだって 体が拒むわ
どうしていいかわかんない

電話が鳴らなきゃもっとむかつくわ
さらに許さないから
どんな時でも 私だけを見て
約束したんじゃない

「大好きだから絶対許さない」より


この曲は、相手の男の子に浮気をされて怒っている女の歌である。
浮気をされて、電話はなるけど、簡単に出る女にはなりたくないし、
相手のしたことに怒っているから素直に出る気にはならない。
しかし、かと言って電話がならなければ、もやもやしてくるのが女性の心理なんやろな。
わたしもわかる。
お前私のこと好きなんやったら、私がいやいや出るまでかけてこいよ!と言いたげな雰囲気である。
この主人公は結局は相手の男が好きだけど、浮気をしたという男を素直に許すのはなんかむかつくから、
男性に謝ってほしい、少しでも目をそらしたら他の男に行くぞ!(行かないけど)という気持ちが
歌詞から読み取れる。

泣いてみたり
拗ねてみたり
なんか かわいくない
なんで なんだろう
あの子みたく
かわいい子に
なれたら いいのに
でも いじけちゃう

「ナルシスかまってちゃん協奏曲第五番」より



付き合い始めは私が優勢だったのに、いつからか私のほうが追いかけていて
彼氏の気を引きたくて、泣いたりすねたり、素直に好きといえばいいのに
言えない、ということで葛藤している女の歌である。
これは、女性にはよくある話ではないだろうか。彼氏の気を引きたくて。少し嫉妬して欲しくて
「この俳優さんかっこいい」とか、「今度サークルの飲み会に行く」とわざわざ報告して
最終的に彼氏と喧嘩するということを経験した女子はいるだろう。私もその一人である。
当時の彼氏に言ったらめちゃくちゃ喧嘩した。友達と旅行中だけど喧嘩して夜中に一人で泣きながら温泉に入った。
おそらく男からしたら、このような駆け引きをする意味がまったくみいだせない、と
思うだろうし、鬼糞めんどくさいんやと思う。
やけども、女というものはいちいち愛されているか確認しておきたい生き物なんやと思う。しゃーない。



3 気が強い女子(自分で未来を切り開く系)

男の手や周りの助けなんていらねぇ、自分の未来は自分で切り開くし選んでやるよ
とでも言いたげな女がいる。はっきり言って頼もしい。将来大企業にでも入って
女性の社会進出躍進にぜひとも関与していだきたい。

泣いて逃げない
ごまかしもしない
途中では諦めない

束縛はさせない
私は私よ
いつまでもここには
いられない So
いられない

「自由な国だから」より



自由な国だから、あなたにも、一般論にも、概念にも、価値観にも何にも縛られない
私は私。私の価値観で生きていく。といった一曲。



自由で何が悪いと言うの
好きなようにして いいじゃない
すべて あなたの 思い通りに
なるなんて思わないでよ
(略)
体が勝手に動き始めるの
SEXYでごめんね
ガラスの靴は この手の中にある
ファンタジーが始まる
Fantasyが始まる

「Fantasyが始まる」より

この曲も、私の生きる道は私が決める、束縛しないで。といった女の歌である。
この曲では、1番には「ガラスの靴」、2番には「カボチャの馬車」と
童話のシンデレラを彷彿とさせる表現がある。シンデレラは、魔法使いのおばあさんが
出したガラスの靴やドレス、カボチャの馬車に乗って王子様に会いに行くが、
この曲のガラスの靴は、主人公の女の手の中にあるのだ。ちなみにカボチャの馬車は、
「正面に回して!」とまるで命令するかのような表現で描かれている。
童話のシンデレラが他人の力のおかげ(待ってたところに運良く魔法使いが!)で、未来を開いたと言うならば、
この曲の女は自分の運命は自分が掌握していて、自分で切り開きにいくといった表現がこの2つの
表現から読み取れる。




とりあえずここまで